にほ鳥の 葛飾早稲の 新しぼり くみつつをれば 
月傾きぬ
                賀茂真渕

(におどりの かつしかわせの にいしぼり くみつつ
 おれば つきかたむきぬ)

意味・・葛飾早稲で醸造した新酒を盃についで皆で
    飲みまわしているうちに、月は西に傾いて
    しまった。

注・・にほ鳥=葛飾の枕詞。
    しぼり=搾り、酒を醸造すること。

作者・・加茂真渕=かもまぶち。1697~1769。
    本居宣長(もとおりのりなが)をはじめ多数
    の門人を育成。

出典・・賀茂翁家集。